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M&A 用語集一覧

M&Aレシオ

M&Aレシオとは、ある企業を買収した場合に、何年で投資額の回収が可能かを表した数値。
実質的に経営を支配するのに必要なコストを、毎年の企業のキャッシュフローで割って算出する。
その年数が長いほど、買収資金の回収に要する期間が長いということであり、割高だということになる。

計算式の例:M&Aレシオ=(株式時価総額×50%-手元流動性)/連結キャッシュフロー(年)
計算式の分子(株式時価総額×50%-手元流動性)については、買収の対象となる企業の株式の半分を入手すれば経営権を獲得できるという意味から、時価総額×50%としている。買収先にキャッシュがある場合には、手元流動性を控除する。

キャッシュリッチな企業の場合、M&Aレシオがマイナスになる可能性がある。マイナスになるというのは、買収してもお釣りがくるということであり、M&A的側面で見た非常に割安な企業ということになる。
通常のPERであれば、企業がどんなキャッシュを持っていようと反映されないが、M&Aレシオではキャッシュリッチな企業は割安ということになる。つまり、PERでは、レバレッジを効かせて借金を増やすことによって利益を増やし、その結果、割安だと評価される可能性もある。M&Aレシオでは、より財務の安定性に着目した割安企業を選び出しているという特徴がある。