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SWOT分析(swot analysis)

SWOT分析とは、ビジネス戦略やマーケティング戦略における分析の枠組み。強み(strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(threat)の4つの軸が用いられる。

SWOT分析を用いて、自社の強みと弱み、そして自社環境におけるチャンスと脅威を掌握・分析し、前者と後者を適合させることで戦略を企画・立案する。 

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強みと弱みは、自社の有形・無形の経営資源、例えば商品力、コスト体質、販売力、技術力、評判やブランド、財務、人材、意思決定力などを検討し、それらが競合他社より優れているか、劣っているかで分類して導いていく。
機会と脅威は、外部環境、すなわち組織が目的を達成するうえで影響を受ける可能性のあるマクロ要因(政治・経済、社会情勢、技術進展、法的規制など)とミクロ要因(市場規模・成長性、顧客の価値観、価格の傾向、競合他社、協力会社など)を列挙し、促進要因と阻害要因に分けることで導き出す。

強み/弱み、機会/脅威は相対的なものであり、外部環境の変化によって強みが弱みに転じたり、分析者の解釈によって機会だったものが脅威になったり、ということがあり得る。
SWOT分析は主観的な裁量にゆだねられる部分が大きいため、需要や利益率の予測といった詳細・精密な分析には不向きである。結果よりも、過程に意味のある戦略立案手法といえる。

SWOT分析が戦略策定プロセスとして明確になってくるのは、ケネス・R・アンドルーズ(Kenneth Andrews)らによって書かれた「Business Policy:Text and Cases」(1965年)からだとされる。